汐見先生ふたたび

テレビや子育て雑誌等で活躍されている汐見稔幸先生の講演会に行ってきました.数年前仕事の研修で先生の講義を受けて以来すっかりファンになってしまい,先生の本を読むようになりました.今回近くのホールで講演があるということでラッキー!!
今回のテーマは「その子らしさを伸ばす子育てについて」.
詳しく内容を書きたいところですが,かなり長くなるので重要ポイントや印象に残った点を紹介したいと思います.
1.子どもが熱中していること,やりたがる事を見つけたら温かい目でさせてあげる.
応援すること.
子どもが面白そう,やってみたい,できるかな,何だろう,と思うような探索活動(と言われてましたが)を始めたら 満足のいくまで危険のない範囲で満足いくまでさせてあげる.そんなときに子供は発達していくそうです.
→小さい頃に楽しい思い出がたくさんでき,充実した思いがある子どもは生きるのが楽しい,につながるとのこと.関連しますが,小さい頃からやりたいことがさせてもらえなかった子,いつもがんばれ,といわれる子はストレスがたまっていき,それを他者に向けてしまう,それがいじめだと言われていました.
2.子供の性格,人柄を肯定的にみること.
自分の性格を肯定されることによって自信を持てる→育つ,伸びるにつながる.否定されると自信がない子に育ちがち.叱るときもやったことをしかるのであって性格をしからない.これは「子育てハッピーアドバイス」の本でも,子どもに自信をもたせるのが大事とあったのを思い出しました.
最後に印象に残ったお話を一つ.
Aくんは,お母さんに学校から帰ってすぐ「あのね,Bくんは今日さかあがり連続20回できたんだよ,すごいよ」と興奮して報告しました.そこであなたがお母さんだったら何と言いますか.
まず「すごいね」そして「で,あなたは?」とか「あなたもがんばらないと」とか言うお母さんが多いのでは?でもそこで人ができたことを自分のことのように喜んで話す,この子はいい子だ,とお母さんは思うべきで,それを子供にもそれを伝えなくてはいけない,と.そんな「共感能力」がみんな豊かであれば,よい社会ができるでしょう.と言われていました.ただ,今の日本の社会の傾向,競争社会がそれを奪ってしまう,とも.









